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腸内環境を改善するにはどのくらいの期間が必要ですか?【新宿で体質改善なら隠れ家サロンcahAya】

腸と健康が密接に関係してる事は、テレビや雑誌などを見て知っている方が増えてきましたね。『腸内フローラ』というワードを聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?

 

こんにちは!!新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピストの出口です。ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

今日も身体の中からキレイと健康を目指す女性の為の情報をお届けしていきます。

 

 

この前腸セラピーを初めて受けに来店された方から、こんな質問を頂いたんです。

『腸内環境を改善するにはどのくらいの期間が必要ですか?』

 

あなたはどのくらいだと思いますか?今日はこんなお話をしていきますね。

 

腸内環境を改善する目的って?

この『腸内環境の改善』って目に見えるものではないので曖昧だったりしますね。

  • 腸内の善玉菌を増やして活性化したい
  • 便秘を改善したい
  • 体質改善をしたい
  • 生活習慣病の予防をしたい
  • ダイエットしたい

腸内環境の改善という目的ではなく、改善したことによりどうなりたいのかを目的にした方が分かりやすいし、頑張れるのではないでしょうか?

 

ちなみに腸内の善玉菌を増やしたいというのであれば、2週間くらい食生活を意識しているだけでも実感できる方も出てきます。

ですが、体質改善したいというのであれば最低でも3か月くらいは期間が必要ですね。

 

ただ、たまにいるのですが生活習慣や食生活は全く変えずに腸セラピーを月に1~2回受ければ良いと思って来店される方もいらっしゃいます。しかもそういう方に限って外食やコンビニ食ばかりだったり、生活リズムが不規則だったりするんですね。

なので当サロンで腸セラピーを初めて受けていただく方には必ず生活習慣や食生活についてのカウンセリングを行っているんです。

 

善玉菌を増やすための食生活

腸内環境の改善をしていく為には腸内に棲んでいる『善玉菌』をふやす必要があります。善玉菌は健康維持や老化防止などの働きをしてくれ、腸内での腐敗や有害物質を作る働きをする『悪玉菌』の活動を抑制してくれます。

 

腸内には『善玉菌』『悪玉菌』『日和見菌』の3種類の腸内細菌が存在していて、そのバランスによって腸内環境の良悪が決まります。腸内細菌のバランスは【善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7】がベストと言われています。

 

悪玉菌は動物性タンパク質(肉類等)を好み、善玉菌は野菜中心の和食(発酵食品等)を好むため、肉類ばかりを摂取してしまうと悪玉菌の栄養分が増えてしまうので、体内に有害物質(毒素)を作り出してしまいます。また、発生した毒素がさらに悪玉菌を作り出してしまうので、ますます悪玉菌が増えてしまうという悪循環を生み出します。

 

そのため、善玉菌を増やす食材を意識していく事が大切です。食事にはもともと善玉菌を含んでいる食材と、善玉菌のエサになる食材があります。

 

善玉菌を多く含む食材の代表が発酵食品です。発酵食品には善玉菌の一つである乳酸菌を多く含みます。日本人の和食文化は自然に発酵食品を摂っていましたが、現在は洋食文化が増え、肉類を中心とした食事が増えたため、発酵食品の摂取量は大幅に減っています。

 

特に積極的に摂取したいのは植物性乳酸菌で、漬物・味噌・納豆・醤油などになります。最近では発酵食品というと、ヨーグルトやチーズというイメージがある方が多いのですが、それらは動物性の乳酸菌になるので、なるべく植物性を多く摂取する事をお勧めします。

 

また、乳酸菌は食事として摂り入れても腸内に棲みつくことはできません。その為3~7日で便と共に体外に排出されてしまいます。その為、毎日発酵食品を摂取する事を意識して、常に乳酸菌を補給する事が大切です。

 

そして、発酵食品に含まれる乳酸菌と共に積極的に摂り入れてもらいたい食材が善玉菌の栄養分となるオリゴ糖や食物繊維です。

 

オリゴ糖にはもともと体内にいる善玉菌のエサとなり、善玉菌が腸内で増えることにより、悪玉菌の増加を抑制してくれる働きがあります。オリゴ糖は玉ねぎ、ごぼう、白ネギ、トウモロコシ、大豆などに多く含まれています。

 

また、食物繊維は善玉菌の栄養源になるだけでなく、悪玉菌のつくる有害物質を身体の外に排出する効果が期待できます。食物繊維は水溶性と不溶性に分けられるため、少し詳しくお話していきたいと思います。

 

2種類の食物繊維の働き

食物繊維は不溶性と水溶性に分けられ、基本的にはバランスよく摂取する事が大切です。ですが、すでに便秘だったり・下痢になりやすい方はそれぞれの特性をしっかり知って必要な方を多く摂る事も必要です。

 

【水溶性食物繊維】

水溶性の食物繊維は海藻類や山芋・アボカド・バナナなどヌメヌメねばねばしたイメージがあるものに多く含まれています。善玉菌のエサになり働きを活発にしてくれたり、固くなってしまった便に水分を含ませ柔らかくして排泄しやすくしてくれる働きを持っています。その為、便秘でなかなか出ない方は水溶性の食物繊維を多く摂ってください。

 

【不溶性食物繊維】

不溶性の食物繊維はごぼうや玄米、大豆など繊維が分かるようなものです。便の嵩を増やしてくれたり、腸の蠕動運動を活発にすることで、便を外に排泄しやすくしてくれます。下痢などで腸内の水分調節がうまく出来ていない方は不溶性食物繊維を摂取する事が大切です。ただし、摂取しすぎてしまうとどんどん溜まってしまうこともあるので、毎食少しずつ摂るように心がけてください。

 

どちらの食物繊維も腸の活動や便の排泄に役立つので積極的に摂取したい食材です。

 

腸内環境を整えるには和食を増やす

今回は腸内環境の改善をする為の食事をメインでお話してきました。特に現代では添加物や過酸化脂質等、腸に負担をかけやすい食事が増えています。その為、せめて1日1回和食にし、善玉菌の働きを助ける食材を摂取する事が大切になります。

 

ですが、腸はとても敏感な器官なので、ストレスや睡眠時間、生活習慣などによっても活動が低下してしまう事があります。その為、腸内環境を改善する期間は人によって様々です。ですが、腸内環境が整う事で健康や美容の面でも変化が分かるようになります。

 

たまに1か月やってみたけど変わらない…という方がいらっしゃいますが、腸内環境や体質等を改善するのであれば、まずは3か月続けてみる事が大切です。

腸セラピーは腸がしっかり働けるようにサポートをしていくコースになりますが、食生活と共に生活に入れていただくことで、腸は活性化していく事が可能です。

 

いつまでも健康でいる為に腸内環境はとても大切です。

ぜひ出来る事から始めてみてくださいね。

 

ayako

 

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